目隠しフェンスの設置に向けて、柱を固定するための基礎工事を行いました。
フェンスは、完成すると板材やデザインに目が向きます。しかし、高さのある目隠しフェンスを長く安全に使用するには、地中の基礎と柱の固定が重要です。
今回は、設置位置の確認から掘削、コンクリートによる柱の固定まで、目隠しフェンス施工の様子をご紹介します。
フェンスの設置位置を確認

―目隠し目隠しフェンスの柱を設置するために掘削した庭―
はじめに、フェンスを設置する位置と柱の間隔を確認しました。
今回の施工場所には、既存のメッシュフェンスがあります。その内側へ新しい柱を並べ、目隠しフェンスを設置する計画です。
柱の位置がずれると、フェンス材をきれいに取り付けられません。また、既存のフェンスや構造物に干渉する可能性もあります。
そのため、敷地の形状や既存設備との距離を確認しながら、柱を設置する場所を決めました。
柱を固定するための穴を掘削
位置が決まったら、柱ごとに地面を掘削します。
写真では、既存フェンスに沿って複数の穴が並んでいます。地面の表面だけで柱を支えるのではなく、必要な深さまで掘り下げて基礎をつくります。
掘削する際は、地中の状況にも注意が必要です。石や既存のコンクリートなどが埋まっている場合は、状態を確認しながら作業を進めます。
敷地によって土の硬さや地盤の状態は異なります。現地の状況に合わせて施工することが大切です。
コンクリートで基礎を施工

―目隠しフェンスの柱を固定するために施工したコンクリート基礎―
掘削後は、柱を支えるための基礎を施工します。
写真の手前では、掘削した穴の底にコンクリートを入れています。この基礎が柱を支え、フェンスの安定性を高めます。
目隠しフェンスは、一般的なメッシュフェンスよりも風を受けやすい構造です。特に、高さや幅がある場合は、柱と基礎へ大きな力がかかります。
したがって、見た目だけでなく、設置する商品の仕様や現地条件に応じた基礎づくりが欠かせません。
完成すると地中に隠れる部分ですが、フェンスを安全に使うための重要な工程です。
柱の高さと垂直を調整

―コンクリート基礎で固定した目隠しフェンスの柱―
基礎の準備が整ったら、フェンスの柱を設置します。
柱は、一定の間隔でまっすぐ並ぶように配置しました。さらに、それぞれの高さと垂直を確認しながら、コンクリートで固定しています。
一本でも傾いていると、フェンス材を取り付けた際に全体のずれが目立ちます。そこで、正面だけでなく横方向からも状態を確認します。
地面には高低差があるため、単純に同じ深さへ柱を入れるだけでは高さがそろわない場合もあります。周囲の地形を見ながら細かく調整することがポイントです。
コンクリートが固まるまで柱を保護
施工直後のコンクリートは、十分な強度がありません。
写真では、柱を設置してコンクリートで固定した状態が確認できます。この段階では、柱へ強い力を加えないように注意します。
コンクリートが固まる前に柱が動くと、傾きや位置ずれにつながります。そのため、状態を確認しながら必要な養生期間を設けます。
柱には保護材も取り付けています。工事中の傷や汚れを防ぎ、フェンス材を取り付けるまできれいな状態を保ちます。
既存のメッシュフェンスを活用
今回は、既存のメッシュフェンスを撤去せず、その内側へ目隠しフェンス用の柱を設置しています。
メッシュフェンスには、敷地の境界を分かりやすくする役割があります。一方、網状のため、道路や隣地からの視線を遮る効果は限定的です。
そこで、それぞれの役割を分けます。既存フェンスを境界として活用しつつ、新しいフェンスで目隠し効果を加える方法です。
ただし、設置できる位置や施工方法は、敷地の広さや既存フェンスの状態によって異なります。現地を確認したうえで、適切な方法を検討します。
目隠しフェンスを設置するメリット
目隠しフェンスを設置すると、庭へ入る視線を和らげられます。
主なメリットは、次のとおりです。
- 道路や隣地からの視線を抑えられる
- 庭で過ごしやすくなる
- 洗濯物を干す場所のプライバシーを確保しやすい
- 子どもやペットと落ち着いて遊べる
- 庭と周囲の境界が分かりやすくなる
- 外構デザインのアクセントになる
- 既存フェンスへ目隠し機能を追加できる
庭の使い方に合わせてフェンスを設置すれば、屋外空間を活用しやすくなります。
フェンスの高さと板の隙間も重要
目隠しフェンスは、高ければよいとは限りません。
必要以上に高くすると、庭へ圧迫感が生まれることがあります。加えて、日当たりや風通しに影響する可能性もあります。
まずは、道路を歩く人や隣家の窓など、気になる視線の方向を確認します。そのうえで、庭側と外側の高低差も考慮しながら高さを決めます。
板と板の間隔によっても、目隠し効果は変わります。隙間を狭くすると視線を遮りやすくなりますが、その分だけ風を受けやすくなるため注意が必要です。
デザインだけで判断せず、目隠し効果・風通し・採光のバランスを考えて選びます。
独立基礎で設置する目隠しフェンス
今回のように地面へ柱を立てる場合は、柱ごとに基礎を設ける方法があります。
独立した基礎で柱を支えるため、ブロック塀などがない場所にもフェンスを設置できます。また、既存の構造物へ負担をかけずに施工できる点も特徴です。
一方で、地中へ十分な施工スペースが必要になります。配管や排水設備などがある場合は、その位置にも配慮しなければなりません。
フェンスの高さ、柱の間隔、地盤の状態などを確認し、現場に合った基礎を施工します。
建築物や外構の安全に関する情報は、国土交通省の住宅・建築に関する情報でも確認できます。
強風に配慮した施工が大切
目隠しフェンスは面積が広いため、風の影響を受けやすくなります。
特に、周囲に風を遮る建物が少ない場所や、開けた土地に面する庭では注意が必要です。商品の高さや板の隙間によっても、柱へかかる負担は変わります。
そのため、フェンス本体だけでなく、柱や基礎を含めて施工方法を考えます。メーカーが定める施工条件を確認することも重要です。
強風時の安全性を考慮しながら、敷地に適した商品と設置方法をご提案します。
目隠しフェンスの基礎工事は株式会社スモモガーデンへ
今回は、目隠しフェンスの柱を設置する基礎工事をご紹介しました。
設置位置を確認した後、柱ごとに地面を掘削しています。その後、コンクリートで基礎をつくり、高さと垂直を調整しながら柱を固定しました。
フェンスが完成すると、基礎部分の多くは見えなくなります。しかし、目隠しフェンスを長く安全に使うためには、丁寧な基礎工事が欠かせません。
株式会社スモモガーデンでは、既存フェンスや敷地の状態を確認し、庭に合った施工方法をご提案します。
「道路から庭が見えるのが気になる」「既存フェンスに目隠しを追加したい」など、ご希望をお聞かせください。
目隠しフェンスや庭のリフォームをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
